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​『なみだ、となり』

彼女と実家へ向かうドライブの途中、

不意に祖父のことを思い出した。

植物状態だった祖父。

祖父の葬式で、私は泣くことが出来なかった。

覚えているのは祖父の目の端の水滴。

医者は生理現象だと言う。

涙が、流れない。

​涙が目の端に留まって、ずっと。

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私が中学生の時に祖父は3ヶ月の植物状態を経て亡くなりました。表面の絵は、当時中学生だった私が美術の課題で描いたものです。
うさぎの喘ギはこれまで、「現代人の実感の喪失」をテーマに創作を行ってきました。「実感の喪失」とは、分かりやすくいえば、リアリティのなさとそれに伴う感情の動かなさだと思います。今回、そもそも、私にそのような感覚が生まれた瞬間はいつだっただろうかということを考えた時、自然に祖父のことを思い出しました。
本作では、うさぎの喘ギが描いてきた、震災、戦争といった大きな出来事とは対極の、最もミニマルで個人的な「実感の喪失」を描きます。それが、分断の激化するこの世界で、「他者への実感」を取り戻すヒントになることを期待して。

作・演出 泉宗良

 

ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム “KIPPU”

うさぎの喘ギ第12回公演『なみだ、となり』

出演者
黒木陽子、蛭田絵里香、保井岳太、吉田凪詐

スタッフ
作・演出 泉宗良
舞台監督 村田瞳子

照明 魚森理恵

音響 佐藤武紀

宣伝美術 泉宗良

制作 阪田愛子

当日運営 渡邉裕史

 

協力 劇団衛星、ユニット美人、白いたんぽぽ、ペイント・タレント、青少年の煮干し、合同会社nochi、ソノノチ
共催 ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市

主催 うさぎの喘ギ

実施日程
2026年12月25日(金)~27日(日)
25日(金)19:30
26日(土)13:00★/17:00
27日(日)13:00/16:30

受付開始は開演40分前、開場は開演30分前を予定。
日時指定。全自由席。
★アフタートーク実施。
※未就学児のご来場はご遠慮ください。

 

会場
ロームシアター京都 ノースホール

〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13

入場料
(一般)前売   3500円・当日 4000円
(学生)前売   2500円・当日 3000円

チケット一般発売日 9月27日(日)

京都コンサートホール・ロームシアター京都Club、京響友の会、サポーター・パートナー会員 先行チケット
料金:一般3,150円 ※学生は通常価格
チケット先行発売日 9月20日(日)

申込方法
チケット取扱窓口
■CoRich舞台芸術! ※当日精算のみ
https://ticket.corich.jp/apply/481402/

■ロームシアター京都 チケットカウンター
TEL 075-746-3201
(窓口・電話とも10:00~17:00/年中無休)※臨時休館日等により変更の場合あり

■京都コンサートホール チケットカウンター
TEL 075-711-3231
(窓口・電話とも10:00~17:00/第1・3月曜日休館)※休日の場合は翌平日

■ロームシアター京都 オンラインチケット 24時間購入可 ※要事前登録(無料)
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/

■英語オンラインチケット
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/?E=1

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